楽天・ヤフー・Amazon3大モールフィルメントサービス徹底比較

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イカすぜ!一括店長イカテンです。
ヤマト運輸が、Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」出店ストア向け「フルフィルメントサービス」をリニューアル。
2021年4月1日より「全国一律配送料金」でのサービス提供を開始することを発表しました!!
今回のヤマト運輸の発表で、楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングの大手3大ECモールでのフィルメントサービスが出揃いました。
せっかくの機会なので各サービスの料金を徹底比較してみました。
ざっとまとめると各社の配送料金は以下の通り。
楽天&日本郵政 | ヤフー&ヤマト運輸 | Amazon | |
ポスト投函 | 230円 | 179円/230円 | 198円/381円 |
60サイズ | 460円 | 382円/500円 | 421円/589円 |
80サイズ | 460円 | 424円/560円 | 467円/712円 |
100サイズ | 460円 | 459円/600円 | 548円/815円 |
120サイズ | 600円 | 598円/700円 | 975円 |
140サイズ | 1050円 | 925円/940円 | 1020円 |
160サイズ | 1050円 | 998円/1000円 | 1100円 |
※いずれもピッキング料込、税抜価格。
※ヤフーは左がヤフーショッピング注文分、右が他モール注文分料金。
※Amazonのポスト投函198円は小型軽量プログラム料金適用時。
※Amazonの60〜100サイズは右が小型料金、左が大型料金。
楽天市場の楽天スーパーロジスティクス(RSL)の料金体系
楽天市場の楽天スーパーロジスティクス(RSL)の料金と特徴
「OneDelivery構想」を掲げて物流の一元管理の構築を目指す楽天市場の楽天スーパーロジスティクス(RSL)。
提携会社は2021年3月12日の資本提携で話題となった、日本郵政。

特徴をまとめてみると、、、、
- 100サイズまでの宅配が多い店舗にはうれしい、60〜100サイズが同一料金が魅力。
- 料金体系は在庫保管料・出荷作業費・配送費から構成。
- ポスト投函はゆうパケット。あす楽非対応。
- 160cm以上のサイズは非対応。
楽天市場の楽天スーパーロジスティクス(RSL)のオプション
チラシやノベルティ、プレゼントの同梱ができるのかも気になるところ。
同梱はオプションサービスとなり以下の料金が発生します。
- 全件同梱(1件5円)・・・全部の発送物に同じチラシやプレゼントを同梱可能。
- SKU指定(1件10円)・・・指定したSKUのみに同梱。
- オーダー指定(1件15円)・・・3月はこのチラシ(プレゼント)等、時期指定での同梱が可能。
- Amazonやヤフーショッピング等の他モールの注文も同料金で発送可能。
※別途BOSSシステム(RSLシステム)利用料1万円
現時点では楽天スーパーロジスティクスを利用で検索で有利になる等の発表はされていません。
3980円以上で送料無料の39ショップの時は検索で優位にするという発表もありましたので、今後も注意が必要です。
ヤフーショッピングのヤマト運輸フィルメントサービスの料金体系
ヤフーショッピングのヤマト運輸フィルメントサービスの料金と特徴
2021年4月1日からサービス開始を提供しるヤフーショッピングのヤマト運輸フィルメントサービス。
料金体系は配送料+保管料のみと、楽天スーパーロジスティクスよりもさらにシンプル。
※同梱時は1ピックあたり45円〜180円の追加費用発生。


ヤマト運輸のフィルメントサービスは楽天やAmazonの注文も発送できます。
ヤフーショッピングの注文と比べると25%前後価格が上がるのがイタイところ。
楽天スーパーロジスティクスと同じように、他モールも同料金だと利用する店舗も増える気がします。

特徴をまとめてみると、、、
- Yahoo!ショッピングとPayPayモールの有料配送アイコンが自動付帯。
- 120サイズまでの小型商品:楽天やAmazon等の他モールでの注文の発送は25%前後割高。
- 140サイズ〜160サイズの大型商品:楽天やAmazon等の他モールでの注文の発送料はヤフーとほぼ同等。
- 宅配便と同じ日数で届くネコポスが使えるので、ポスト投函商品でもあすつく・あす楽が使える。
宅配便と同じ日数で届くネコポスが使えるのはうれしいけど、他モールの発送料がかなり割高な印象です。
楽天スーパーロジスティクスの発送料等も参考にしての価格設定と思われるので、すぐに値下げはされないのではないかと推測しています。
他モールの発送料金が下がるのと、かなり利便性高そう。
なによりヤマト、という安心感はデカイ。
もちろん、オプションサービスもあります。

Amazon FBAのフィルメントサービスの料金体系
最後はフィルメントサービスの祖、Amazonの料金体系。


楽天・ヤフー・Amazon3大モールフィルメントサービス徹底比較まとめ
発送するサイズによって使いたいサービスも変わってくると思います。
楽天市場の楽天スーパーロジスティクスのメリット
- 100サイズまでの宅配が多い店舗にはうれしい、60〜100サイズが同一料金が魅力。
- 料金体系は在庫保管料・出荷作業費・配送費から構成。
楽天市場の楽天スーパーロジスティクスのデメリット
- ポスト投函はゆうパケット。あす楽非対応。
- 160cm以上のサイズは非対応。
ヤフーショッピングフィルメントサービスのメリット
- Yahoo!ショッピングとPayPayモールの有料配送アイコンが自動付帯。
- 140サイズ〜160サイズの大型商品:楽天やAmazon等の他モールでの注文の発送料はヤフーとほぼ同等。
- 宅配便と同じ日数で届くネコポスが使えるので、ポスト投函商品でもあすつく・あす楽が使える。
ヤフーショッピングフィルメントサービスのデメリット
120サイズまでの小型商品:楽天やAmazon等の他モールでの注文の発送は25%前後割高。
楽天&日本郵政 | ヤフー&ヤマト運輸 | Amazon | |
ポスト投函 | 230円 | 179円/230円 | 198円/381円 |
60サイズ | 460円 | 382円/500円 | 421円/589円 |
80サイズ | 460円 | 424円/560円 | 467円/712円 |
100サイズ | 460円 | 459円/600円 | 548円/815円 |
120サイズ | 600円 | 598円/700円 | 975円 |
140サイズ | 1050円 | 925円/940円 | 1020円 |
160サイズ | 1050円 | 998円/1000円 | 1100円 |
※いずれもピッキング料込、税抜価格。
※ヤフーは左がヤフーショッピング注文分、右が他モール注文分料金。
※Amazonのポスト投函198円は小型軽量プログラム料金適用時。
※Amazonの60〜100サイズは右が小型料金、左が大型料金。
店舗によって、自社発送がよいか3PL(サードパーティロジスティクス)がよいか、3大モールのフィルメントサービスが良いかの判断は異なります。
自店舗に最適な発送方法を常にアンテナを張っておきましょう!!
ではまた!